投資コンサルティング

SPNは、国内外の投資家に対し、包括的かつ専門的なソリューションを提供する、信頼できる投資コンサルティングパートナーであることを誇りとしています。市場を深く理解した経験豊富な専門家チームにより、投資家が戦略を最適化し、ビジネス目標を効果的に達成できるよう、高品質なコンサルティングサービスを提供しています。

1. 投資立地の調査および選定支援

立地の選定は、企業の運営や利益、さらには周辺コミュニティにも長期的な影響を及ぼす極めて重要な戦略的意思決定です。立地は、生産における固定費・変動費の双方、ならびに事業活動や取引の利便性に直接影響します。適切な立地を選択することで、製品コストを10％以上削減できる可能性がある一方、不適切な立地は、事業開始当初から多くの困難や不利をもたらし、後に克服が困難となる場合があります。

大規模および中規模プロジェクトにおける立地選定プロセスは、通常2段階で行われます。第1段階はエリア（省、市、区、郡など）の選定、第2段階は選定されたエリア内における具体的な立地（番地、通り、行政区、村、正確な地理座標など）の決定です。

当社は、理想的な投資立地を選定するための重要要因を特定するため、調査および分析サービスを提供しています。

本サービスでは、地理的位置、インフラ、労働力資源、ビジネス環境、関連する法的要因などを評価します。

詳細な調査と正確な情報に基づき、投資家がプロジェクトに最も適した立地を選定し、コスト最適化と収益性向上を実現できるよう支援します。

2. 事業化調査および事前事業化調査に関するコンサルティング

当社は、プロジェクト実施前に、その開発可能性を評価するための事業化調査（フィージビリティ・スタディ）および事前事業化調査を実施します。

これらの調査には、市場分析、財務評価、リスク要因の特定が含まれます。

調査結果は、投資家が適切な意思決定を行い、リスクを低減し、プロジェクトの長期的な実現可能性を確保するための重要な判断材料となります。

事業化調査（Feasibility Study）は、最適なプロジェクトを特定し、投資機会が実現可能で、安定的かつ効果的であるかを判断する最終評価段階です。このプロセスでは、経済的、技術的、法的側面を含むすべての関連要因を分析し、プロジェクト成功の可能性を評価する計画を提案します。

この段階における調査内容は、事前事業化調査と類似していますが、より詳細かつ精緻な分析が行われます。

すべての要因は動的に考慮され、プロジェクト実施段階における潜在的な不確実性も織り込まれます。

また、これらの不確実性を前提としたうえで、プロジェクトの安定性および有効性を評価し、その成功を確実にするための対策を提案します。

この段階における主な調査項目は以下のとおりです。

• プロジェクトの形成および実施に関連する社会経済条件

• プロジェクトの製品・サービスに関する市場調査

• プロジェクトに関連する技術的要因

• 組織運営および人員配置に関する事項

• プロジェクトの財務分析

• プロジェクトの社会経済的影響分析

調査結果は、説明文および基本設計を含む事業化調査報告書として取りまとめられます。基本設計では、総投資額の算定および次段階の設計に必要な条件を満たす主要な設計案を、説明および技術図面とともに提示します。

事前事業化調査（Pre-feasibility Study）は、有望な投資機会に対して実施される次の調査段階であり、プロジェクトの実現可能性を評価することを目的としています。これらの投資機会は通常、大規模で技術的に複雑、回収期間が長く、多くのリスク要因を伴います。本段階では、初期の投資機会検討では不明確であった要因を分析し、プロジェクトの実現可能性を再評価します。

規模が小さく、構造が単純で、見通しが明確な投資機会については、事前事業化調査を省略することも可能です。

事前事業化調査には、以下の内容が含まれます。

• 自然条件、労働力資源、開発計画、必要な法的要因など、プロジェクトの実施・運営に影響を与える経済的・社会的・法的要因の分析

• 市場調査：製品の市場浸透可能性の分析および予測

• 技術調査：投資形態、生産規模、技術方式、投入コスト、立地の選定

• 組織運営・人員配置調査：組織構造、人員数、研修および採用コスト

• 財務調査：総投資額、資金調達源、資金動員条件、財務指標の算定

• 社会経済調査：雇用創出、財政収入、外貨収入など、経済への影響評価

事前事業化調査は、投資機会調査と事業化調査の中間段階として位置づけられ、正式な事業化調査にかかるコストと時間を削減することを目的としています。

3. 外国投資家向け優遇政策に関するコンサルティング

外国投資家向けの政府優遇政策を深く理解し、税制優遇、コスト削減、財政支援などの各種インセンティブを最大限に活用できるよう支援します。本サービスにより、外国投資家は政策上の機会を的確に捉え、投資コストを削減し、投資効果を最適化することが可能となります。

4. 事業構造に関するコンサルティング

投資家の目標および戦略に基づき、最適な事業構造の選定に関するコンサルティングを提供します。有限責任会社、株式会社、支店、駐在員事務所などの企業形態の選択から、合弁形態、外国直接投資に至るまで、法令遵守と長期的な事業効率を確保する最適なソリューションを提案します。

• ベトナムにおける間接投資：外国投資家が既存のベトナム企業の株式または持分を取得する形態で、投資登録証明書（IRC）は不要ですが、外国投資家への持分譲渡には承認が必要です。

• ベトナムにおける直接投資：プロジェクトベースの投資形態で、投資登録証明書（IRC）および外国投資企業の設立、事業登録証明書（ERC）が必要です。

• 投資構造の変更：外国資本比率を51％未満から51％超へ、またはその逆へ変更することが可能です。

• 投資登録証明書の延長：プロジェクト期限が近づいた際の投資登録証明書延長手続きに関するコンサルティング。

5. 総合的な事業戦略コンサルティング

経験豊富な戦略専門家チームにより、ビジョン・ミッションの策定から長期的な成長戦略に至るまで、総合的な事業戦略コンサルティングを提供します。詳細な事業計画の策定、成長モデルの選定、マーケティング・財務・人材戦略の効果的な実行を支援し、利益の最適化と持続可能な成長を実現します。

SPNは、調査、研究、法的支援、事業戦略に至るまで、プロジェクトのあらゆる段階で投資家に寄り添い、持続的な成功と投資価値の最大化を目指します。常に最適なコンサルティングソリューションを提供し、投資家が安全かつ効果的にビジネス目標を達成できるよう尽力します。